BASELWORLD2011 SEIKO Stand/セイコーウオッチ株式会社
オブジェ
WORKS DETAIL
- 事例project name
- BASELWORLD2011 SEIKO Stand/セイコーウオッチ株式会社BASELWORLD2011 SEIKO Stand/Seiko Watch Corp.
- 仕様&素材material
- 輪弧崩しRINKO-KUZUSHI meshing
- サイズsize
- W4000 D2400 H2700
- デザインdesign
- 丹青社TANSEISHA
- 納品時期delivery
- 2011
海外の見本展示会において、クライアントメーカー様の創業130周年記念として、竹細工の伝統技術を用いたオブジェを製作しました。デザインは竹細工の編み方のひとつ「輪弧底」をベースにした「輪弧崩し」という編み方で、現在ではほとんど用いられる事が無く、竹細工職人でも過去の資料の中でしか見る事がないと言われたほど、奇抜な形態に取り組みました。「輪弧崩し」は輪弧底をらせん状に編み続けていくというもので、終わりがありません。上部にいくほど螺旋が大きくのび上がる形態は、創業130周年の伝統と、更なる飛躍を追求するメーカーのコンセプトを表現し、躍動感や希望、発展を象徴しています。螺旋状のパイプを芯に編み込んでいきます。国内の工房で仮組をし、現地で最後の組み上げを行いました。竹は繁殖力が旺盛で、切り倒してもタケノコが次から次へと成長するため材料として豊富にあり、環境保護にも貢献すると言われています。編み方も様々です。竹細工の技術紹介も合わせてご覧ください。