ブナコ
ブナの木を、かつらむきのように薄くスライス、テープ状にしたものを、グルグルグルとレコード盤の様に巻き付けたものが最初の姿になります。
そのままでは薄い円盤ですが、湯のみ茶碗を手に持ち、お茶碗のカーブを利用して、小気味よく グイグイグイと押しつけていくと、少しずつテープがずれていき、手の中では円盤がみるみるうちに立体に!!
湯のみ茶碗がとてもとても大事な道具なのです。
あまり急なカーブや凹凸の激しい形状は難しいですが、テープの幅を変える事で、製作の幅も広がります。
ブナの木目と色味はとてもナチュラルな印象ですが、光を灯すとブナの繊維が透けてほんのり赤くなり、グッと雰囲気がでます。
照明器具としてはもちろん、食器用のコーティングをする事で食器としても活用できます!
材料ロスが少なく、型も最小限で作る事ができますので、特注製作しやすいアイテムかと思います。
実はubushinaには巨大ブナコ(φ750)が鎮座しております!
こんな大きさも出来ますので、ぜひ現物を見にきてください!