透光性磁器
光を透す磁器「透光性磁器」は、見た目は普通の磁器と変わらないのですが、光を透す性質をもっています。
透過率は30%といわれ、一般的に使われている磁器に比べ約3倍の透光性があります!
焼成時の軟化が大きいため、構造的に難しい形状や大きさの限界はあります。また、生生地の状態では非常にもろく、逆に乾燥後はたいへん硬くなるため、加工・制作には高い技術を要するのです。
ご紹介していますのは、コップのような小さな照明器具です。
それぞれにシンプルな装飾が施され、光を入れるとドットや、ラインの模様が浮かび上がってきます。
光のON / OFFで表情が違うのも魅力の1つです!
照明器具はもちろん、光を絡ませたアートワークなど、用途も想像の幅があると思います。
磁器への模様でのバリエーションや、電球の色、太陽光でも透けてみえますので、光とのバリエーションも楽しめる素材だと思います。