竹細工
カゴやざる等の日用品から美術工芸品まで、その用途も技術も幅の広いのが竹細工の特徴です。
竹の持つピンと張った緊張感や、薄さや状態によってはどこまでもしなやかになる性質を巧みに操り、線素材から面へ、そして立体へと編み上げていく様はとてもリズミカルで軽快です。
編んでいくそのパターンは何百種とも言われ、強度を増す編み方・装飾的な編み方・染色時に
美しさが際立つ編み方など、技術の奥深さと創造性の豊かさに溢れています。また、年を経るにつれ美しい飴色へと変わり、素材そのものの熟成していく様でも飽きさせません。
今回は平面で編んだ竹をご紹介していますが、竹編みを光に透かしてみると、編み目の合わさり方で出る陰影がとても美しいです!
竹を立体的に編むなど、他の表現方法はまたの機会にお伝えしますのでお楽しみに!