古くは、弓や刀などの武具に飾りと補強の為に使われ、
明治以降では椅子や、かご、乳母車などに使われてきました。
日本では自生していないので、植物としては馴染みがないかもしれませんが、
植物としての姿は、トゲトゲの表皮を持つツル性の植物です。
そのトゲトゲを取り、手作業で芯と皮に加工され、
「編み」「巻き」など丹念な職人技により品物が出来上がります!
素材としては、加工性、堅実性、装飾性に富んだ材料です。
竹かごの縁止めにも良く使われます。
持ちやすさや滑止めの実用性は、引手などのグリップとしての使い方に最適です。
編み方のバリエーションも多く、ちょこっとした飾りにも可愛らしいですね。